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活動報告2026.9.17
たねやグループ 山本 昌仁 先生「近江商人の心に学ぶ、逆境を勝ちに変える力」を開催しました
9月9日(水)18:00-19:00、今年度第4回目の未来型医療創造卓越大学院プログラム(共催:臨床研究推進センターバイオデザイン部門)FM DTS 融合セミナー たねやグループCEO 山本昌仁先生の講演会をハイブリット形式にて開催致しました。
今回の講演では、従業員・役員間に共有するマインドや経営方針、そして山本先生の現在に至るまでの様々な経験から、様々な困難を抱える現代社会を生きるためのヒントをお話しいただきました。
たねやグループが運営するラコリーナ近江八幡とLAGO大津では、お菓子作りの材料に欠かせない土と水の素晴らしさを伝えるというテーマがあります。人と自然の共生への道筋を考えること、危機的状況を迎える中で社会に必要とされる存在であることを、経営方針に据えているそうです。また、役員の間では、何事も前向きに考えるプラス思考を日々続けることを共有し、社員一人ひとりはチームに完璧に染まるのではなく、「私はこれしたい」という思いを十分に発揮して着実に積み重ねることを求めているそうです。
続けて、商売・事業を進める上でのファンづくりの重要性をお話しいただきました。現地へ赴いて交流し、そして信頼関係を形成することが、社会が変わっても、変わり続けることのない人と人の繋がりになり、かけがえのない財産になる事をお話しいただきました。
近江商人の考えには「自分以外への思いやり」が中核としてあります。自分が何を目指したいか、どのような世界にしたいかという、確固たる信念とビジョンを持った上で、多彩な方々とつながり、ともに行動し未来を育むことの重要さをお伝えいただきました。
質疑応答の時間では、山本先生がたねやグループの社員に求める生き方等についてお答えいただきました。元気に生活すること、ルールの中で自由に行動すること、枠を狭めず次のステップに向かうこと、そして、教わったことは次の代へ伝える「恩送り」をすること、この4つを意識して生きる事を山本先生は社員の方に伝えており、また先生自身も実行されているそうです。
国内外で環境・政治など様々な問題が社会に蓄積しており、世間では様々な意見が飛び交い、先の見えない不安が私たちを取り巻いています。その中で、確固たる意志を持って、身の回りで出来ることから少しずつ世界を変えるために動く事、その強いエールをいただける言葉の数々を頂き、実り多い時間となりました。
本講演会は、卓越大学院プログラムに参加する学生の他、企業の方を含む幅広い領域から学内外347名の方々にご参加いただきました。
山本先生、ご講演いただきありがとうございました。


文責:教育学研究科 博士課程前期2年 久保田智天
