事例紹介
CASE01製品開発
医療現場のニーズ発見と
当社技術の融合:ASU参加の成果

株式会社ケディカ
2024.11.7
ASUへの参加の目的は、当社の「機能表面処理」の技術が活用できる医療機器等を見出すことと、ASU参加企業の方々との人的交流から具体的なニーズを捉えることでした。
2014年7月にASUに参加し、週1回のペースのクリニカル・イマージョンでは、病院内のメンテナンス部門などを視察、現場で働く医療者の意見も聞きながら、医療現場に潜むニーズを探索しました。そして、医療現場で使用する機器を清潔・清浄に維持するために日常的に行っている洗浄に苦慮されていることがわかり、この点に当社技術の転用方法を模索することとしました。また、製品開発から販売に至る過程で、ASUプログラムでは、データの取得、学術的な発表、ニーズ調査、安全性評価のフィールドアレンジなどの支援を積極的に行っていただきました。これらは、東北大学のネットワークや総合大学としての強みを、ASUを通して提供いただいた大きな成果でもあります。最終的に、2017年8月、歯科用器具洗剤(ケディクリーンTZK)の販売を開始しました。この洗浄液は表面処理を行う際に最も重要な洗浄技術(被処理物表面の洗浄化)のノウハウを活かしたもので、従来の洗浄液と比し、作業負荷の低減、作業の安全性および清浄度の飛躍的な向上につながっています。

第7回「富県宮城グランプリ」受賞
2019年第11回みやぎ優れMONO認定
日本経済新聞 掲載
仙台経済会 掲載
日本歯科新聞 掲載
他 多数
担当者の声
ASUへの参加の目的は、当社の「機能表面処理」の技術が活用できる医療機器等を見出すことと、ASU参加企業の方々との人的交流から具体的なニーズを捉えることでした。
2014年7月にASUに参加し、週1回のペースのクリニカル・イマージョンでは、病院内のメンテナンス部門などを視察、現場で働く医療者の意見も聞きながら、医療現場に潜むニーズを探索しました。そして、医療現場で使用する機器を清潔・清浄に維持するために日常的に行っている洗浄に苦慮されていることがわかり、この点に当社技術の転用方法を模索することとしました。また、製品開発から販売に至る過程で、ASUプログラムでは、データの取得、学術的な発表、ニーズ調査、安全性評価のフィールドアレンジなどの支援を積極的に行っていただきました。これらは、東北大学のネットワークや総合大学としての強みを、ASUを通して提供いただいた大きな成果でもあります。最終的に、2017年8月、歯科用器具洗剤(ケディクリーンTZK)の販売を開始しました。この洗浄液は表面処理を行う際に最も重要な洗浄技術(被処理物表面の洗浄化)のノウハウを活かしたもので、従来の洗浄液と比し、作業負荷の低減、作業の安全性および清浄度の飛躍的な向上につながっています。
※2019年6月時点の内容です。